転職サービスの「doda」等、さまざまな人材サービスを手掛ける パーソルキャリア株式会社。パーソルキャリアは、『人々に「はたらく」を自分のものにする力を』という企業ミッションをより広く社員やオフィスを訪れる方々に広めたいとの思いから、TokyoDexにビジョン・ウォールの制作を依頼しました。 様々な部署から社員の方々がワークショップに参加し、「はたらく」を自分のものにしている人について、それぞれが思いつくモデルを上げながら、その特徴について深めていきました。参加者の話し合いでは、「はたらく」を自分のものにしている人とは、「自分の信じた道を進む人」「苦しくても、困難にぶつかっても継続する人」「人生と仕事が一体化している人」等々の声があげられました。これらの話し合いを元に、参加者はミッションから連想するイメージをスケッチとして描き、それらからインスピレーションを受け取り、アーティスト・高橋洋平がウォールアートを制作しました。 作品には、十二支の動物たちがあらゆる障害を乗り越え、希望へ向かい自分が信じた道を突き進んでいく様子が描かれています。動物は、生きるためだけに生きるを体現している存在であり、「生きると働く」が融合している姿の象徴です。また、十二支は終わりなく続いていく営みの「循環」を表し、楽しい瞬間や苦しい時を繰り返し、一生を歩んでいくことを連想させます。 動物たちが、苦悩や困難の象徴として描かれたコーンや赤信号等の障害物に負けず、むしろそれらを利用して前進していく様子からは、障害さえも成長の糧とする、前向きさ・意志の強さが伝わってきます。 また動物の影の中には、「あらゆる人や組織に寄り添い引き立てることのできるブランドでありたい」との想いが込められているコーポレートカラーのPERSOL GRAYが用いられています。