

Daniel Harris Rosen
クリエイティブディレクター / 代表
日本のアート業界において25年以上のキャリアを持つクリエイティブ・ディレクター。ハワイ大学で美術を専攻後、2010年多摩美術大学大学院美術研究科を卒業、博士号を修得。大学院在学中より輪派絵師団のメンバーとしてアーティスト活動を行う傍、NHK、YouTube、MINI、マクドナルド・ジャパンなどのコマーシャル企画を手がける。同時に自身の現代アート制作にも励み、ホノルル美術館やアートフェア台北での展示などグローバルに活動を展開。 2012年、アート・エイジェンシーTokyoDex設立。現在は東京を拠点に活動を行い、企業のビジョンをアートに昇華させるプロジェクトや、ドイツ大使館、Denso、EY Japan、Sapporo Beerなどといった幅広い組織へ向けたコンテンツ提案を通して、アートが持つ可能性を広げている。
好きなアート
私は、マティスの作品にある鮮やかな色と様々な形や、中国のコンテンポラリー アーティストのXu Bingによる、コンセプチュアルで思いやりのある作品まで、様々なジャンルで活動するアーティストの作品に引き寄せられます。 美術の博士号を取得しましたが、私にとってのアートの好き嫌いはとてもシンプルです。 例えば、作品自体をあまりにも説明しなければなら無いのであれば、興味が湧きません。しかし、その作品が私の足を止め、息をする事をも忘れさせるくらいであれば、その作品の魅力に惹きつけられているということです。
あなたにとってアートとは?
どんなに時間があっても話尽くせませんね(笑) 一人一人がアートに対して違う定義を持っていると思います。もしかすると、そのなんとも定義しきれない性質がアートというものを価値のあるものにしているのかもしれないですね。数字や事実で何かを表現することができない場合、我々はその真意を見つけるために深く語り合う必要があります。 芸術はいままでに知らなかった世界へ誘う窓であり、そしてまた、自分を発見するための入り口でもあります。
Life Work


